
13 [2024年6月]AI新時代の到来 〜 情報収集と表現の幅が爆発的に広がる
前回は、AIで得た情報を「形」にする難しさ、特にプレゼン資料への落とし込みについて試行錯誤を続けていたことについてお話しました。Canva、Gamma、イルシルといったツールを活用し、AI時代のプレゼン資料作成に挑戦していました。しかし、AIの進化は、私の想像をはるかに超えるスピードで進んでいました。 まさに、多種多様なAIツールが次々と登場し、活用される時代が到来したのです。
新たなAIツールとの出会い 〜 できることが増えていく
私は、業務でChatGPTやPerplexity、そしてGensparkを活用するだけでなく、プライベートな時間でも、新しいAIツールを積極的に試すようになっていました。それは、まるで新しいおもちゃを手に入れた子供のように、ワクワクするような体験でした。
特に、情報収集や、アイデアの可視化、そして表現の幅を広げる上で、役立つAIツールが次々と登場しました。
思考の整理とアイデアの可視化 〜 ナプキンAIで思考をビジュアル化
例えば、「ナプキンAI」 は、テキスト情報から関連するビジュアルコンテンツを自動生成する、革新的なAIツールです。
これまで、自分の考えやアイデアを視覚的に表現するには、図解ツールやデザインソフトを使う必要がありました。しかし、ナプキンAIを使えば、テキストを入力するだけで、AIが関連するイメージや図を自動的に生成してくれるのです。
例えば、業務改善のアイデアをナプキンAIに入力すると、関連するコンセプトやキーワードがビジュアル化され、それらがネットワークのように繋がって表示されます。そのビジュアルは、新たな気づきや、アイデアのヒントを与えてくれました。頭の中の漠然としたイメージを、視覚的に捉えることができるため、思考の整理やアイデアの拡張に非常に役立ちました。
また、関連する単語をマップ上に関連付けてくれるので、例えば、「環境問題」と入力すると、「地球温暖化」「異常気象」「脱炭素」などの関連する単語を、その関係性と一緒に図示してくれます。 このマップを俯瞰することで、「環境問題」に対する新たな視点を得られたり、より深ぼってしらべたいことがでてきたり、多くの情報を整理できるのです。
YouTube動画もAIで 〜 Gladiaで文字起こし、要約、図解
そして、「Gladia」 は、音声を高精度で文字起こししてくれるAIツールです。
これまで、情報収集のためにYouTube動画を見る際には、動画を最初から最後まで視聴する必要があり、多くの時間を費やしていました。 しかし、Gladiaを使えば、動画の音声を、自動的に文字起こししてくれるのです。
例えば、気になるYouTube動画をGladiaで文字起こしし、そのテキストをChatGPTで要約する。さらに、その要約をナプキンAIで図解する。このように、複数のAIツールを組み合わせることで、情報収集の効率を、飛躍的に向上させることができました。
AIで広がる、情報収集と表現の可能性
ナプキンAI、そしてGladiaをはじめとする、様々なAIツールの登場によって、私の情報収集と表現の幅は、爆発的に広がりました。
AIは、情報を収集し、整理し、可視化し、表現するための、強力なパートナーとなってくれたのです。そして、これらのAIツールを使いこなすことで、私は、より多くの情報を、より深く理解し、より効果的に伝えることができるようになったのです。
この頃になると、私は、AIの進化に、畏敬の念さえ抱くようになっていました。 そして、AIと共に働く未来に、大きな期待を寄せていました。